デニム素材
綿織り物の一種。綾織の厚地綿織り物で、代表的なブルー・デニムは経糸にインディゴ(本来は天然染料だが、現在は合成染料が主体)で染めた糸を使用し、緯糸には経糸よりも細い晒糸を使用する。
経糸が多く表面に浮くので、表はブルー、裏は白っぽく見える。
経糸にブルー以外の色糸を用いたカラー・デニムやストライプ・デニム経朱子(たてしゅす)織りのデニムなどもある。仏語のサージ・ド・デニム(ニームで織られたサージ)がなまってデニムになった。
※朱子織り・・・経糸・緯糸ともに5本以上のいとを使い、綾織りよりもさらに経糸・緯糸を浮かせて、交差をなるべく少なくした織り方。三原組織の1つ。
―メリット・デメリット―
基本的には綿織り物と一緒だが、染料が生地に定着しにくい為、汚染や色落ち等がおこりやすい。なお加工技術も多彩である。
※上記説明はHATBLOCKネット調査結果を基にしています。