キュプラ素材
銅アンモニア繊維ともいう。原料にコットン・リンターを主原料にしており、非常に細い糸を作る事が可能な繊維で、肌触りが良くしなやかな事から薄地に多く使用され、用途は裏地やランジェリーなど。旭化成のベンベルグという繊維はキュプラの商標である。
―メリット―
- きわめて細かい糸を作る事が出来る。
- 優雅な光沢感がある。
- 柔らかい感触と絹に似た風合いがある。
- 染色性に富んでいる。
- 静電気が発生しにくい。
- 吸湿・放温特性がある(水分を素早く吸い取り、速やかに吐きだす)。
- 害虫の影響を受けない。
―デメリット―
- シワになりやすい。
- 張りや腰が無く、型崩れしやすい。
- 摩擦に弱い。
- 濡れると強度が落ちる。
※コットンリンター・・・綿の木の実は長い繊維(リント)と
短い繊維に守られており、短い方の繊維の事をいう。単にリンターとも呼ばれる。
※上記説明はHATBLOCKネット調査結果を基にしています。