綿素材
木綿。アオイ科の植物で繊維は種子に密生する綿(わた)から採取
する種子毛繊維。中空繊維でもある。主として温帯地域で栽培され、産地によって繊維の太さに差があり、細く長いものが高級とされる。
長繊維綿
綿繊維の中では高級分野に属し、細くて柔らかく、強度に富む。
エジプト綿、ペルー綿、シーアイランド綿(海島綿)、スーダン綿
中繊維綿
綿織り物の大半が、この中繊維綿を原料にしています。
用途も広く、平織、綾織をはじめとして、多くの素材に用いられています。
アメリカ綿(米綿)、メキシコ綿、ソ連綿、ブラジル綿
短繊維綿
布団綿などにも用いられる。
インド綿、パキスタン綿
※平織・・・経糸(たていと)と緯糸(よこいと)が市松模
様に表れる織り組織の総称。三原組織の1つ。
※綾織・・・織り目が斜めになった織り組織の総称。三原組織の1つ。
【同】斜紋織(しゃもんおり)、ツイル
―綿素材のメリット―
- 軽い繊維の為動きやすい。
- 保温・防暑という特性を持つ為、基本的にはオールシーズン着られる。
- 吸水性が高い為、汗をよく吸収する。
- 濡れると強度が増す。
- 生地が丈夫な為、激しい動きにも耐えられる。
- 害虫に強い。
―綿素材のデメリット―
- 洗濯による縮み。
- アイロンがかかりにくく、シワがとれにくい。
※上記説明はHATBLOCKネット調査結果を基にしています。